Red Hat Ansible Automation Platform連携

Red Hat Ansible Automation Platform連携

Red Hat Ansible Automation Platform (AAP) と統合し、プレイブックをスキャンできます。Spotterにより、有効かつコンプライアンスに準拠したプレイブックのみがAAPで実行されるため、プレイブックの品質とコンプライアンスを向上できます。

Steampunk Spotter を使用した実行環境の構築

AAP のランタイムで Steampunk Spotter を有効にするには、Steampunk Spotter CLI が統合された実行環境(EE)を構築します。
一般的に実行環境を構築するには、次のようなコマンドを実行します。
ansible-builder build --file execution_environment.yml
Steampunk Spotter を有効にした実行環境を構築するには、代わりにSpotter CLIの次のコマンドを使用します。
$ spotter build --file execution_environment.yml
このコマンドはansible-builderを実行します。また、Steampunk Spotter CLI が適切にインストールされ、AAP ランタイムに含まれるように構成されていることも確認します。
ansible-builder buildのスイッチやフラグは、spotter buildでも使用できます。スイッチなどの詳細については、公式ドキュメントを参照してください。

AAP 連携での Steampunk Spotter の使用

AAP連携の Steampunk Spotter は次のタスクを実行できます。
  1. プリフライトチェック: Ansible によって実行される前に実行環境内のプレイブックをスキャンします。
  2. ランタイムスキャン: プレイブックの実行中にスキャンを実行します。このモードでは、Spotter は、利用可能なすべての評価済み変数と式を把握します。
実行環境で Steampunk Spotter を制御するには、次の変数を設定します。
  1. SPOTTER_ENDPOINT: Steampunk Spotter バックエンドの API エンドポイント
  2. SPOTTER_TOKEN: Steampunk Spotter バックエンドでの認証に使用する API トークン。トークンは、Steampunk SpotterのWebページにログインして生成します。
  3. SPOTTER_ON_ERROR_EXIT: 0 以外の値に設定すると、失敗状態に達した場合に Steampunk Spotter が AAP 実行を停止します。
  4. SPOTTER_PREFLIGHT_ENABLED: 0 以外の値に設定すると、プリフライトチェックが実行されます。SPOTTER_DEBUGは必須、SPOTTER_ORGANIZATIONとSPOTTER_PROJECTはオプションです。
  5. SPOTTER_DEBUG: 0 以外の値に設定すると、デバッグ情報を出力します。プリフライトチェックの場合(SPOTTER_PREFLIGHT_ENABLED)では必須です。
  6. SPOTTER_ORGANIZATION: スキャンを実行するOrganization IDを指定します。ランタイムスキャンの場合(SPOTTER_RUNTIME_ENABLED)では必須です。
  7. SPOTTER_PROJECT: スキャン結果が保存されるプロジェクトのIDを指定します。ランタイムスキャンの場合(SPOTTER_RUNTIME_ENABLED)では必須です。
  8. SPOTTER_RUNTIME_ENABLED: 0 以外の値に設定すると、ランタイムスキャンが実行されます。SPOTTER_ORGANIZATIONとSPOTTER_PROJECTは必須です。